大浅冬馬のテレビ日記

テレビドラマや映画、本、芸能情報などについて、思ったことを書きます。

「あなたのことはそれほど」#2

個人的評価:★★★☆☆

 

ひとこと

ネットのどこかで見た評判だけど、救いようがない、確かに分かる。

 

美都も美都だし、涼太も涼太。

 

有島も有島。

 

この人たちが、みんな倫理を犯して行くのに、誰もそれを振り返って躊躇しない。物凄い良心のもとに動いてるか、動物的な欲動のもとに動いてるか。

 

美都の「運命」への執着はもう既に狂気の域に達していると思うけど。

 

個人的には、有島のこの底知れなさのようなものが気になるかな。

 

ただ一方でふと思うのは、ドラマの中には正義が無ければいけないのか? ということ。

 

常に正義を説く人がいて、正論を言う人がいる。それがドラマには必須なのだろうか? 自分はそうは思わない。

 

このドラマからある示唆を拾い上げるとするならば、ドラマが幸せのための教科書として存在しなくてはならない、なんて言うのは幻想だということだ。

 

 

一応東出昌大さんの演技について触れておくべきかな。

 

今までとは違って、純真無垢な暴走する善意という感じは合っているかもしれない。原作がある作品だから当て書きとは言えないけれど。

「トモダチゲーム」#3

個人的評価:★★☆☆☆

 

ひとこと

原作を読んだことがないからよく分からないけれど、うーん、という感じ。

 

トモダチゲームというからには、何か他の心理戦系の作品とは差異を作ってほしかった。

 

ライアーゲームカイジと何が違うのか、そこを明確にしてくれないとなあ。

 

ライアーゲームカイジは、心理戦あるいは頭脳戦だったけれど、そのベクトルは、お互いを疑い、お互いを騙す方へ向けられていた。

 

少なくとも今回は、お互いを信用することが至上とされるべきで、信用されることで事態を切り抜けられるようなストーリーであるべきだったと思う。

 

一応、「これからもトモダチだ」という形で事態を切り抜けたことになったわけだが、それはお互いを信用していたわけではなく、ハッタリに乗せられただけ。むしろお互いへの疑心暗鬼は深まった。それが次へのストーリー展開につながると考えれば、まあ納得できないわけではないが。

 

ポイントはここから、いかに友情が固結していくか、或いは逆にいかに友情が崩壊していくか。

 

主人公以外全員黒幕みたいなことにならないといいですね。

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」#1

個人的評価:★★☆☆☆

ひとこと

典型的な異能者とやる気のない奴が組まされるミステリー。視聴者を代弁するキャラをワトソン役に据えることで、天才的なホームズが飛躍してしまわないようにするためだろう。

 

近年だと「ATARU」とか、「HERO」もそうかもしれない。

 

似ているところはそれだけではない。「ATARU」「SPEC」「ヒガンバナ」……天才的なホームズが閃いた瞬間に陳腐な特殊効果が画面を覆い、謎が解けると臭いセリフを吐く。

 

それが上手くいく場合もあるし、上手くいかない場合もある。今回は後者かな。

 

少なくとも今回は、視聴者に提供されている情報で十分謎が解けた。わざわざそんな場面を用意するほど立派な謎ではなかった。

 

この手のストーリーではままあることだが、小説家や脚本家が登場人物の知識に追いつかないことがある。

 

今回の謎も、骨格士でなければ解けない謎だったのかと言われれば疑問が残る。

 

その骨格士という特殊性を維持するために用意された謎も、あまりにヒントが少ない気がする。

 

物語を事実として受け止められる視聴者にこの謎は解けても、実際作品の世界に生きる人間には、証拠が足りず謎解きは困難だろう。

 

少なくとも今後はもう少し「骨のある」謎が出てくることを望む。

「仮面ライダーエグゼイド」#28

個人的評価:★★★★☆

ひとこと

パラドは永夢が生み出した説。

永夢がゲームキャラと遊びたいと祈って、結果生み出されたバグスターだったりして。

 

今回は、バグスターは必ずしも悪なのか、という。

 

仮面ライダーって勧善懲悪のようで、じゃあそもそも悪って何? という根幹に疑問を投げかけることがある。それは敵の兵器として生み出された仮面ライダー1号の時からの使命なのかもしれないけれど。

 

リプログラミングが、ポッピーピポパポの記憶を取り揉ませてしまうくらい協力なら、片っ端からバグスターをリプログラミングして、改心させたら良いんじゃないかと思ったけど、きっとそんな単純なものじゃないんだろう。

 

ニュアンスとしては、仮面ライダードライブの時、最後にロイミュードは改心したけれど彼らは消滅しなくてはならなかった。そういうどうしようもない無情さ。仮面ライダーを見る上での醍醐味だけれど。

 

ニコがポッピーピポパポのこと悪く言ったのは引いたな。そんなこと思ってずっと一緒にいたのか……。

 

善意のバグスターと悪意の人間が並んだ時、それでもやはりバグスターは憎まれねばならず、バグスターは切除されなくてはならないのか。

 

仮面ライダードライブのマッハしかり、主要キャラの闇落ちは長続きしないんだよなあ。

 

最後はパラドが乗り移ったのかな?

 

やっといくつか謎が解けそう、期待。

「宇宙戦隊キュウレンジャー」#11

個人的評価:★★★☆☆

ひとこと

まあ、ラッキーなキャラクターがどこまでいってもラッキーというより、ある程度水を差す必要はあっだと思う。

 

それと、正義を貫く弊害については、どのヒーローでも必ず振り返らなくてはならないテーマだから、そのきっかけとしては妥当だ。

「ボク、運命の人です。」#2

個人的評価:★★★★☆

 

ひとこと

基本的は面白いけれど、ライバルのはずの満島真之介さんが、どういうキャラなのか分からない。

 

バリバリ働くエリートなのか、親しみを持てる高校の同級生なのか。どっちか分からないから、ライバルとしてあんまり台頭しない。

 

ウォーターサーバーの営業。コピー機の営業のドラマとかあるけれど、営業しているシーンはあんまり無かったりするところ、ちゃんと営業シーンもある。

 

仕事が恋愛か、をテーマにしたドラマのはずなのに、仕事してばかり、恋愛してばかり、みたいなドラマも多い。

 

その中でこのドラマは、きちんと仕事もしている大人が「運命」という発動機に押されて恋愛している感じがあって、そこには信頼感がある。

 

やたら主人公たちが出会うのも、「運命だから」で解決される。「運命」で全ての奇跡を必然に変えてしまえる。そういう点でこのストーリーは強いかもしれない。

 

 

1話遅れになったけれど、エンディングでやたら踊りたがる風潮はなんとかして欲しいですね。